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家でも本格派!オーブンやフライパンを使ったおうち焼き芋の作り方

家でも本格派!オーブンやフライパンを使ったおうち焼き芋の作り方

子供の頃に食べた、あの甘くてホクホクな焼き芋を、自宅で再現できたらどんなに素敵でしょう。でも、いざ焼き芋を作るとなると、手間や時間がかかったり、難しそうなイメージを持つ人も多いでしょう。

そこで今回は、美味しい焼き芋を自宅で作りたいと思っている人に向けて、オーブンやトースター、フライパンなど、家にある調理器具を使って簡単に作れる方法を紹介します!これを読めば、自宅で本格的な焼き芋の味わいを再現でき、家族や友人と懐かしい時間を楽しめますよ♪

自宅で焼き芋を作るために必要なもの

まずは、自宅で美味しい焼き芋を作るために必要なものをチェックしていきましょう!

ここでは焼き芋にピッタリなさつまいもの品種や選び方、おすすめの調理器具など詳しく紹介するので、より理想的な焼き芋に仕上げたい人はぜひチェックしてくださいね◎

選ぶべき芋の種類

焼き芋の味や食感は、さつまいもの品種によって大きな違いが生まれます。例えばねっとりとした食感で、蜜たっぷりの甘い味わいが好みの人には、「紅はるか」や「シルクスイート」、「安納芋」がおすすめです。

またホクホクとした食感で素朴な甘みを求める人には、「鳴門金時」が最もおすすめ◎特に原産地である徳島県の鳴門金時は、栗のようにホクホクとした食感で口当たりは滑らか、さらに瀬戸内海の豊かな潮風を浴びて育った分、甘みや旨みもたっぷりと蓄えられていてまさに絶品です!

好みの品種を見つけたら、その中でも色鮮やかでずっしりと重みを感じるものを選びましょう。皮ごと食べる場合は、ヒゲや芽の少ないものを選ぶと口に触らず、美味しく食べられますよ。

調理器具の選び方

続いて、焼き芋を焼くための調理器具について紹介します。仕上がりに大きな影響を与える調理器具の選び方も、理想の焼き芋を作るためにおさえておきたいポイントです。では調理器具ごとの焼き芋の仕上がりイメージを、一覧でチェックしてみましょう!

仕上がりイメージ おすすめ品種
オーブン 水分は少なめで香ばしい仕上がり。甘さと繊維質な食感を強く感じる。 ねっとり系の品種(紅はるか、安納芋など)
トースター 水分がしっかりと保たれ、香ばしさとしっとり感の両方が感じられる。 ホクホク系の品種(鳴門金時、紅あずまなど)
フライパン 甘みとしっとり感が強く、クリーミーな仕上がり。 ホクホク系の品種(鳴門金時、紅あずまなど)

自宅で焼き芋を作る具体的な手順

ここからは、自宅にある調理器具を使って焼き芋を焼く手順について見ていきましょう!

今回はオーブン、トースター、フライパンの3つで美味しく焼き芋を焼く方法を紹介します。調理器具ごとに作り方のポイントが異なるので、それぞれチェックしてくださいね。


オーブンで作る焼き芋

オーブンで作る焼き芋は、こんがりと香ばしく、甘い味わいに仕上がります。作り方の手順は、以下を参考にしてください。

  1. さつまいもを水洗いし、土や汚れを落とします
  2. オーブンの天板にクッキングシートを敷き、さつまいもを乗せます
  3. 予熱なしの170℃で80分ほど焼きます
  4. 好みの柔らかさになっていれば完成です

さつまいもは、多少濡れたままでも大丈夫です。アルミホイルを巻かないことで、余分な水分が飛び、より甘みや旨みが凝縮された濃厚な味わいに◎こんがりと焼きあがったさつまいもは、香りも味わいも「これぞ焼き芋!」という仕上がりですよ。

トースターで作る焼き芋

トースターで作る焼き芋は、程よい水分を保ちながら香ばしく、ふっくらと仕上がります。作り方の手順は、以下を参考にしてください。

  1. さつまいもを水洗いした後、アルミホイルで包みます
  2. トースターに入れ、40分ほど焼きます
  3. 片面しか焼けないトースターは途中でひっくり返します
  4. 好みの柔らかさになっていれば完成です

トースターでの焼き方は、そのまま魚焼きグリルでも応用可能です◎庫内の温度が上がりやすいので、水分が逃げすぎないようアルミホイルでしっかりと包むのがポイントです。こうすることで、皮はこんがり、中はしっとりとした食感に焼き上がります。

フライパンで作る焼き芋

フライパンで作る焼き芋は、水分を多く含んだ蒸し芋に近い食感で、甘みとしっとり感を強く感じるクリーミーな仕上がりに。作り方の手順は、以下を参考にしてください。

  1. ポリ袋に塩、水を入れて溶かして塩水を作ります
  2. 1の中に水洗いしたさつまいもを入れ、1時間ほど浸けます
  3. 浸け終わったらさつまいもをキッチンペーパーで包み、塩水で濡らします
  4. さらにその上からアルミホイルで包み、フライパンの上に乗せます
  5. 蓋をして弱火で15分~20分、裏返して同様に加熱します
  6. 好みの柔らかさになっていれば完成です

塩水に浸けることで、皮に塩分が染みてさつまいもの甘さがより引き立ち、皮も美味しく食べることができます◎蒸し焼きだからこそ引き出せる、さつまいもの甘みやしっとりとした食感を試してみたい人は、ぜひこの方法で作ってみてみてくださいね。

焼き芋作りのコツと注意点

焼き芋を甘く美味しく仕上げるためには、じっくりと加熱することが大切です。焼き芋の甘さは、さつまいもに含まれるデンプンが糖化することで引き出されています。糖化にはβ-アミラーゼという酵素の働きが必要不可欠で、β-アミラーゼは70℃までの低温で加熱されると活性化するといわれています。

そのため焼き芋の甘さを最大限に引き出すためには、70℃までの温度を守り、焦らずじっくりと時間をかけて加熱しましょう!


まとめ

今回は、自宅で美味しい焼き芋を作るための手順やポイントについて紹介しました!

一見、難しそうに感じる焼き芋作りですが、自宅にある調理器具で誰でも手軽に作ることができます。美味しく仕上げるコツは、低温でじっくり加熱すること。そうすることで、さつまいもに含まれるデンプンの糖化が促進され、甘く濃厚な味わいに◎
どこか懐かしく、素朴な味わいの焼き芋。あの頃食べた焼き芋の味わいを自宅で再現したい人は、ぜひ自宅にある調理器具を使って調理してみてくださいね♪