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親子で楽しむ!さつまいも掘り方のコツと子どもとの絆を深める方法

親子で楽しむ!さつまいも掘り方のコツと子どもとの絆を深める方法

秋に収穫を迎えるさつまいも。家庭菜園でさつまいもを育てている人にとって、栽培の醍醐味である芋掘りの季節到来です!しかし、いざ収穫するとなると、どう掘り出せば良いのか、何かコツはないのかと気になる人も多いはず。
そこで今回は、さつまいもの正しい掘り方から、子どもと一緒に楽しむ方法まで詳しく解説します!大切に育てたさつまいもの収穫を最大限楽しめるよう、これから芋掘りを控えている人はぜひ参考にしてくださいね◎

さつまいも掘りの基本知識

まずは、さつまいも掘りの時期や、必要な道具などの基礎知識についておさらいをしましょう!さつまいも栽培をはじめる際、一通り予習している人も多いかと思いますが、実際にやってみるとイメージと違うこともあり、失敗に繋がる可能性があります。

まずは育てているさつまいもが本当に収穫適期を迎えているのか、事前に準備するものや当日までの流れなど、さつまいも掘りを間近に控えた今こそ、イメージを深めておくことが大切ですよ◎


さつまいもの特徴と収穫の時期

さつまいもの収穫適期は品種によって異なり、葉の色や質感などで収穫サインを見極める方法もありますが、難易度は高めです。そのため、今育てている品種とその収穫時期についておさえておくことが、さつまいもの収穫適期を見極めるうえではとても重要です。

品種 収穫時期
鳴門金時 8月下旬~11月頃
シルクスイート 9月下旬~10月
紅あずま 9月〜11月頃
安納芋 9月〜12月頃
紅はるか 10月~11月初旬

さつまいもの収穫適期は、目安として植え付けから110~140日後といわれています。上記の品種ごとの収穫時期を参考に、育てているさつまいもの生育期間も合わせて収穫適期を見極めましょう。

さつまいも掘りの基本的な道具

さつまいも掘りには、ある程度必要な道具があります。当日バタバタしないためにも、以下の準備を事前に済ませておきましょう。

  • 軍手
  • スコップ
  • バケツ
  • ビニール袋
  • 着替え

さつまいも掘りでは、汚れを防ぐだけでなく、けがから手を守るために軍手が必須です。特に子どもと一緒に掘る場合、地中に埋まっている石や根っこなどに引っかけて破れてしまう可能性があるため、予備も持っておくと安心です。

また、バケツやビニール袋は、収穫したさつまいもを入れるために必要です。作業が長時間になる場合は、麻素材の野菜袋を使うと通気性が良く鮮度を保てるのでおすすめです。

さつまいも掘りの正しい手順とコツ

ここからは、いよいよさつまいもの掘り方について解説していきます!さつまいもは土の中に埋まっているので、丁寧に掘り出さないと実を傷つけたり、手をけがしてしまう可能性があります。

子どもと一緒にさつまいも掘りを存分に楽しめるよう、掘り方の手順やコツをしっかりとおさえておきましょう◎

収穫前の準備

さつまいも掘りをはじめる前に、まずは服装や準備物の確認を行いましょう!先ほど紹介した必要な道具はきちんと揃っているか、服装は動きやすく汚れても良いものを選びましょう。また、子どもは土や泥で想像以上に服を汚してしまうこともあるので、念のため着替えも持っておくと安心です。

品種と生育期間の目安で収穫適期は確認済みかと思いますが、さらにさつまいもの状態も改めて観察し、葉の色が赤、または黄色に染まってしんなりしていれば、収穫のベストタイミングですよ◎

さつまいも掘り方の詳細な手順

さつまいもを収穫するときはスコップでザクザクと掘らず、手作業で引き抜くのが基本です。けがをしないよう軍手を装着したら、いよいよさつまいも掘りを開始しましょう!正しいさつまいもの掘り方の手順は、以下を参考にしてくださいね。

  1. 葉の色が変わって弱っているものを探し、ターゲットを決めます
  2. ターゲットを決めたらツルをつたって芋を探します
  3. ツルが邪魔になるときは、はさみを使ってカットします
  4. 芋を見つけたら、スコップで芋の周りだけ優しく掘ります
  5. 掘った土をつけながら、手で芋を掴んで揺すります
  6. 芋がグラグラしてきたら、ゆっくりと引き抜きます

掘ったさつまいもは、別のさつまいもを収穫している最中に踏んでしまわないよう、バケツや袋に入れてよけておきましょう。

コツと注意点

収穫前のさつまいもは、ツルが伸びて茂っていることがあります。収穫の邪魔になる場合は切りますが、はさみを使うため子どもがけがをしないよう、十分注意してください。

また、全体をスコップで掘らず、手作業で丁寧に引き抜くことで、一度にいくつものさつまいもを連鎖して収穫することができますよ。引き抜くときは、さつまいもがグラグラと動くようになるまで十分に揺するのがコツです。

子どもと楽しむさつまいも掘り

子どもと一緒にさつまいも掘りを楽しむなら、十分安全に配慮しながら参加させてあげたいですよね。それにはまず、親御さん自身がさつまいも掘りの手順や、子どもならではの留意点をおさえておくことが大切です。

ここでは、子どもとさつまいも掘りを存分に楽しむためのポイントについて紹介します!

子どもが楽しめる掘り方

子どもが安全に芋掘りを楽しむためには、けがや熱中症などへの備えを万全にしておくことが重要です。軍手を必ず装着させ、けがをしたときのために絆創膏や消毒液も用意しておきましょう。

また、品種によっては残暑の厳しい時期に収穫を迎えるものもあるため、熱中症にならないよう動きやすく涼しい服装を選び、帽子を被らせてあげることも大切です。飲み物はいつでも飲めるよう、近くに準備しておくと安心ですよ。

子どもを芋掘りに参加させる際は、はさみやスコップなど危ないものは持たせないようにし、手で引き抜く作業だけお手伝いしてもらうのがベストです。引き抜くときは後ろから手を添えてあげ、尻もちを付かないよう配慮するとより安全です。

子どもと一緒に学べる自然の知識

さつまいも堀りは、普段の生活ではなかなか味わえない貴重な経験です。大人になっても忘れられない家族との思い出になりますし、自分で掘ったさつまいもの味は格別です◎

自分たちで育てたさつまいもの収穫は、現代では学ぶ機会の少ない食育にも繋がり、食べ物を作ることの大変さや喜びを子どもにも感じてもらえるはずです。家庭菜園でさつまいもを育てているなら、食育のためにもぜひ、子どもと一緒に収穫を楽しんでくださいね。

さつまいも掘りのあとで

ここからは、さつまいもを掘った後の保存方法やアレンジレシピについて紹介します。さつまいもは収穫してすぐに食べるのではなく、一定の貯蔵期間を経ることでより甘みや旨みが凝縮され、美味しくなりますよ◎

一生懸命掘ったさつまいもをベストな状態で味わうためにも、正しい保存方法や食べ方についてチェックしておきましょう!

収穫したさつまいもの保存方法

掘ったさつまいもは重ならないように並べて干し、表面を乾かしてから貯蔵します。貯蔵する際は13℃以上の温度を保ち、乾燥しないよう風が当たらない場所に置きましょう。貯蔵期間の目安は2~3週間程度です。

貯蔵期間を終え、食べ頃を迎えたさつまいもは1~2週間を目安に食べきりましょう。常温または冷蔵庫の野菜室で保存する場合は、寒さや湿気から守るため新聞紙を二重にして包みます。また、さつまいもは洗うと日持ちしなくなるので、必ず土が付いたまま保存するようにしましょう。

家族で楽しむさつまいもレシピ

自分で育て収穫したさつまいもは、まず焼き芋や蒸し芋などシンプルな調理法で味わってみてください。新鮮なさつまいもならではの風味や食感を楽しめ、自然の味を存分に感じることができますよ。

また、たくさん収穫できたときには、旬のさつまいもを使ったアレンジレシピもぜひ試してみてください!さつまいもとお好みのきのこ類で作る炊き込みご飯は、秋の味覚をめいっぱい味わうことができ、食物繊維たっぷりで体に優しいメニューです。

子どものおやつに、スイートポテトや大学芋などのさつまいもスイーツもおすすめです。紅はるかやシルクスイートならスイートポテト、鳴門金時や紅あずまなら大学芋にぴったりですよ。

まとめ

今回は、さつまいもの掘り方について紹介しました!

さつまいもを掘るときは、収穫適期を正しく見極めることと、必要な道具を事前に準備しておくことが大切です。特に、子どもと一緒にさつまいもを掘るなら、けがをしないよう安全に十分配慮し、万が一の備えも万全にしておきましょう。

掘って楽しく、食べて美味しいさつまいも。家庭菜園で育ったさつまいもは、ぜひ家族みんなで収穫し、旬の美味しさを存分に味わいましょう◎