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さつまいもで腸活!美味しく食べて便秘解消!おすすめレシピも

さつまいもで腸活!美味しく食べて便秘解消!おすすめレシピも
鈴木亜子
監修者

鈴木亜子

管理栄養士

便秘は日常生活において大きなストレスであり、深刻な問題です。薬に頼るのも一つの手ですが、食生活を改善して根本的に解消したいと思う人も少なくないでしょう。

そこで今回は、便秘解消に役立つさつまいもの栄養素や、効果的な食べ方について紹介します!日々の食事にさつまいもを取り入れることで、長引いていた便秘が解消され、自然なお通じを取り戻すことができるかもしれません◎辛い便秘を食事で解消したい人は、ぜひ参考にしてくださいね。

はじめに:さつまいものパワー

素朴な甘みとほくほくとした食感が特徴のさつまいもは、美味しいだけでなく体に良い栄養素も豊富に含まれています。

積極的に食べることで、便秘解消をはじめ肌への効果荒れの改善や老化防止など、女性に嬉しい様々な効果が期待できます◎またさつまいもは皮にも栄養が豊富で、鮮やかな赤紫色はアントシアニンに由来しています。

食事を通じて健康を目指したい人にとって、栄養豊富なさつまいもは非常におすすめの食材です!


さつまいもと便秘

便秘解消に役立つといわれているさつまいもですが、その理由はさつまいもに含まれる豊富な栄養素にあります。

では具体的に、さつまいもに含まれるどんな栄養素が便秘解消に役立つのか気になりますよね。ここではさつまいもの栄養素と便秘解消の効果について、詳しく見ていきましょう!


なぜさつまいもは便秘解消に効果的なのか

さつまいもが便秘解消に役立つといわれる理由は、食物繊維を豊富に含んでいるためです。食物繊維には、保水性が高く便を軟らかくしてくれる水溶性食物繊維と、水分を吸収して便のカサを増し、腸を刺激することで排便を促す不水溶性食物繊維の2種類があります。

さつまいもにはこの両方の食物繊維が豊富に含まれているため、日常的に食べることで便秘解消に役立つといわれています。またさつまいもに含まれるデンプンの一種「レジスタントスターチ」は、食物繊維と似た働きで排便を促し、腸内環境を整えてくれます。

便秘解消に向けたさつまいもの食べ方

便秘解消のためにさつまいもを取り入れるなら、より効果的な食べ方を実践したいですよね。先ほど紹介したレジスタントスターチというデンプンの一種は、さつまいもを一度過熱してから冷やすことで増加します。

そのためより便秘解消の効果を高めたい場合、蒸したり茹でたりして加熱したさつまいもをあつあつのまま食べず、粗熱をとるか冷蔵庫などで冷ましてから食べるのがおすすめです◎

おすすめのさつまいもレシピ

便秘でお腹が張っていても食べやすく、さつまいもに含まれる栄養素を効率よく摂取できるレシピが「さつまいもスムージー」です。朝食や昼食代わりとして取り入れれば、ヘルシーで便秘解消の効果も期待できますよ◎

【材料】

  • さつまいも 80g
  • 氷 30g
  • はちみつ 大さじ2
  • 牛乳 150cc

【作り方】

  1. さつまいもは縦半分、横1cm幅に切ります
  2. 5分ほど水にさらし、水気を切ります
  3. 耐熱容器にさつまいも、水(分量外:大さじ1)を入れます
  4. ふんわりとラップをし、600Wのレンジで4分加熱します
  5. 水気を切ったらミキサーに入れ、はちみつ、牛乳、氷も加えます
  6. スイッチを押し、全体が滑らかになったら完成です

はちみつに含まれる「オリゴ糖」や「グルコン酸」は、腸の中で善玉菌を増やし、悪玉菌の増殖を抑制してくれます。さつまいもと一緒に取り入れることで、より便秘解消に効果を発揮し、腸内環境を整えるのにも役立ちますよ。

さつまいもを食べる上での注意点

さつまいもは便秘解消に役立つ食材ですが、食べ過ぎると逆効果となる場合もあるため注意が必要です。さつまいもに多く含まれる不水溶性食物繊維は、水分を吸収してカサを増すため、摂りすぎると腸内の水分が不足し、便秘を悪化させる可能性があります。

またさつまいもは基本的に毎日食べてOKな食材ですが、野菜の中ではカロリーが高く糖質量も多いため、食べ過ぎると肥満の原因になりえます。1日半分から1本までを目安とし、適量を守って食べるよう心がけてくださいね◎

まとめ:さつまいもで便秘解消

今回は、便秘解消に役立つさつまいもの栄養素や、効果的な食べ方について紹介しました!

さつまいもには、便の排出を促し、便秘解消の効果が期待できる食物繊維が豊富に含まれています。またレジスタントスターチというデンプンの一種も含まれていて、食物繊維と同様に腸内環境を整える働きがあります。

これらの栄養素を効率よく摂取するなら、さつまいもを一度過熱した後、冷やして食べるのがおすすめです◎日々の食事にさつまいもを上手に取り入れて、辛い便秘を根本から解消しましょう♪

鈴木亜子
監修者

鈴木亜子

管理栄養士

大学卒業後、主に医療機関に勤務。チーム医療の一端を担い、生活習慣病などさまざまな疾患の栄養管理に取り組む。得意分野は糖尿病で、療養指導や透析予防、重症化予防などを担当した経験も。現在は豊富な栄養相談経験を活かし、ウェルネス関連の記事執筆および監修に携わる。