ふかし芋は甘くてホクホクで美味しいけれど、水分が多くあまり日持ちしないイメージ。作りすぎてしまった場合、捨てるしかないのかな?と悩んでいる人も少なくないですよね。
そこで今回は、ふかし芋の正しい保存方法や日持ちについて紹介します!美味しさキープのコツや腐ったときの見分け方など、余ったふかし芋を無駄にしないためのポイントを分かりやすく解説するので、ぜひチェックしてくださいね◎
ふかし芋の日持ちはどれくらい?
生のさつまいもは、上手に保存すれば最大で半年ほど日持ちさせることができますが、一度加熱したさつまいもはあまり長く日持ちしません。
ふかし芋を冷蔵庫で保存した際の日持ちは3日程度です。ふかし芋に関わらず、調理済みの料理は空気に触れることでだんだんと傷んでいくので、できるだけ早く食べきることをおすすめします。
また、ふかし芋を常温で置く場合は必ずラップをし、遅くとも2~3時間以内には食べましょう。常温では余計に傷みやすくなるため、当日中に食べるのが難しい場合は必ず冷蔵庫に移してくださいね。
さつまいも人気ランキング
※2023年10月~2024年8月のデータふかし芋が腐るとどうなる?
水分が多く、傷みやすいふかし芋は、放っておくと腐ってしまうことも。腐ったふかし芋を食べると、お腹を壊したり食中毒を引き起こす原因となるため、絶対に食べないでください。
腐ったふかし芋には、主に以下のような特徴が見られます。
- カビが生えている
- 糸を引いてぬるぬるしている
- 酸っぱい味がする
ふかし芋が腐ると、白色や緑色、黒色のカビが生えます。カビは見た目がふわふわしており、糸くずのような塊で付いていることが多いです。表面にだけカビが見られる場合も、中まで根を生やして広がっているため、カビの生えた部分だけ切り取って食べることもできません。
またふかし芋は元々、水気を多く含みしっとりしていますが、腐ると全体的にぬるぬるして、ところどころ糸を引くことがあります。万が一、このようなふかし芋を口に入れてしまった際は、通常と明らかに違う酸っぱい味がするはずなので、違和感を感じたらすぐに吐き出してください。
ふかし芋の正しい保存方法は?
ここからは、ふかし芋の正しい保存方法について紹介します。
あまり日持ちしないふかし芋ですが、上手に保存すれば美味しさをキープさせることができ、冷凍すれば長期保存も可能です◎では、それぞれの保存方法のポイントについて詳しく見ていきましょう!
冷蔵保存
ふかし芋を冷蔵保存する際は、空気に触れないよう1つずつラップで包みましょう。さらに、保存容器やポリ袋に入れておくと、より空気や湿気を遮断できるためおすすめです。このやり方で保存すれば、3日ほど日持ちさせることができ、ふかし芋の美味しさもキープできますよ。
また、冷蔵保存したふかし芋を食べる際は、600Wの電子レンジで2分半ほど温めると、美味しく食べられます。もし加熱が足りなかった場合は、追加で30秒ずつ様子を見ながら温めてみてください。
冷凍保存
ふかし芋をより長く日持ちさせたい場合は、冷凍保存がおすすめです。冷凍保存なら、最大1カ月ほど日持ちさせることができます。
冷凍する際は、皮を剥かずに丸ごと、または食べやすい大きさにカットしてラップで包み、あれば金属製のトレイに乗せて保存しましょう。皮を剥かずに保存することで水分が保たれ、解凍したときにパサつくのを防げます。
食べるときは、前日から冷蔵庫に移しておき、自然解凍させましょう。解凍させた後は、そのまま食べてもひんやりと冷たくて美味しいですし、電子レンジで温めると、できたてのようにホクホクとした食感を楽しめます。
まとめ
今回は、ふかし芋の正しい保存方法について紹介しました。
ふかし芋は水分が多く、あまり日持ちしませんが、上手に保存すれば美味しさをキープさせることができます。また、冷凍保存すれば約1カ月日持ちさせることができ、冷蔵庫で自然解凍すれば、そのままでもアイス感覚で美味しく食べられますよ。
手軽に作れて美味しいふかし芋を正しく保存して、毎日の献立作りに役立てましょう◎