さつまいもを使った定番おやつで、手作りする人も多い大学芋。できたてはカリカリホクホクで美味しいけれど、油や砂糖を使っている分、保存にはあまり向いていないイメージですよね。
今回は、そんな大学芋の正しい保存方法や日持ちについて紹介します!これを読めば、余った大学芋を無駄にせず、最後まで美味しく食べることができます◎いつも大学芋を作りすぎてしまう……。という人はぜひ参考にしてくださいね♪
大学芋の賞味期限や日持ちはどれくらい?
一般的なレシピで作った大学芋の日持ちは、冷蔵保存で2日程度です。市販の大学芋も同様で、あまり日持ちしないためできるだけ早く食べきるのがベストです。また冷蔵保存する場合、保存容器やタッパーに入れて密閉し、水分が外に漏れ出さないよう注意しましょう。
また大学芋を常温で保存するのは、絶対にNGです。大学芋に関わらず一度調理した料理は、空気に触れると1時間程度で菌がわきはじめてしまうので、常温で置く場合はラップをして、調理後2~3時間以内には食べきりましょう。
大学芋が腐るとどうなる?
通常は、ツヤツヤと照りのある見た目で食感もカリッとしている大学芋ですが、腐るとどんな状態になってしまうのでしょうか。腐ってしまった大学芋は、以下のような見た目や味の変化が見られます。
- カビが生え表面がネバネバしている
- 酸っぱくて不快な臭いがする
- 粘りが強く酸っぱい味がする
大学芋は表面に蜜がかかっているため、できたてでも糸を引くことがありますよね。しかし腐った大学芋は、納豆のように粘り気の強い糸を引くため比べると一目瞭然です。また表面に白っぽいカビが生えている場合も、腐っている証拠なので絶対に食べないでください。
さらに大学芋は、腐ると臭いや味にも大きな変化が見られます。最初は甘くて食欲をそそる匂いだった大学芋が、腐ると独特の酸っぱい臭いを放つようになります。万が一、見た目や臭いで判別がつかず腐った大学芋を口に入れてしまった場合、通常とは明らかに違う酸っぱくて気持ち悪い味がするので、その際はすぐに吐き出しましょう。
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※2023年10月~2024年8月のデータ大学芋の正しい保存方法は?
大学芋の美味しさをキープしながら、できるだけ長く日持ちさせたいなら冷凍保存がおすすめです!また自分で大学芋を作り、冷凍保存する際は作り方も工夫してみましょう!冷凍保存にピッタリな大学芋の調理ポイントは以下の通りです。
- 砂糖の代わりにハチミツを使用する
- ハチミツがない場合は少量のお酢を加える
- 油の使用料を抑えて加熱する
大学芋を冷凍保存する場合、蜜までガチガチに固まってしまうとあまり美味しくありません。砂糖の代わりにハチミツを使う、または少量のお酢を加えて調理することで蜜が固まりにくくなり、解凍すればとろっとした舌触りを取り戻します◎
また油で揚げた大学芋は、解凍した際にパサつきやすくなるため、少量の油で炒めるか、オーブンや電子レンジで油を使わずに加熱するのがおすすめですよ。
こうして作った大学芋は、完全に冷ましてから保存容器に入れ、冷凍庫へ。冷凍保存なら2~3週間ほど日持ちしますし、解凍するときは冷蔵庫に移して自然解凍させるだけでOK!半解凍の状態でも、アイス感覚で美味しく食べられますよ。
まとめ
今回は、大学芋の正しい保存方法や日持ちについて紹介しました!
大学芋は冷凍保存するのが最もおすすめで、自宅で作る際は調味料や加熱方法なども工夫すると、より美味しく食べられますよ◎
また大学芋は常温や冷蔵では日持ちせず、最悪の場合腐らせてしまうこともあります。腐った大学芋は見た目や臭いで見分けることができるので、今冷蔵庫に大学芋を保存している人は、十分注意してくださいね。
大学芋の保存のコツをおさえて、少しでも長く美味しく楽しみましょう♪